2020年読んだ本
裏世界ピクニック 4(1/20)
ぼぎわんが、来る(2/11)
ずうのめ人形(2/14)
ししりばの家(2/15)
などらきの首(2/27)
のぞきめ(3/7)
2019年読んだ本
本棚見て今年読んだ気がするものまとめ
※再読を除く
きつねのはなし
宵山万華鏡
新釈走れメロス
四畳半王国見聞録
聖なる怠け者の冒険
恋文の技術
夜行
熱帯
ナポレオン狂
奇談蒐集家
HELLOWORLD
怪談のテープ起こし
どこの家にも怖いものはいる
わざと忌み家を建てて棲む
厭魅の如き憑くもの
匣の中の失落
アリバイ崩し承ります
余物語
火のない所に煙は
奇譚を売る店
世にも奇妙な君物語
女學生奇譚
8/19 忌館 ホラー作家の棲む家
9/10 ついてくるもの
9/17 作者不詳 ミステリ作家の読む本 上
9/19 作者不詳 ミステリ作家の読む本 下
9/25 HELLO WORLD if
10/12 蛇棺葬
10/23 百蛇堂 怪談作家の語る話
10/27 ペンギン・ハイウェイ
12/3 黄昏の百合の骨
読んだら追加
バビロン Ⅰ 感想
発売日に買って積んでたのをようやく読み終えた。
幾度か読もうと思いカバンに潜ませたりしてたが東京地検特捜部ものということでそのようなサスペンスに触れたことのない私にはアレルギーが出てしまい数ページで本棚に戻すってことを繰り返してたが、カドを見て野崎まど劇場も読んだ今のモチベなら行けるやろと思い読み始めたところページを捲る手が止まらなかった。
文緒が自殺をしたというあたりで自殺薬的なもの出てきそうだなぁと推測出来たため「なんだそんなオチか」と思いながら読み進めるといい意味で期待が裏切られた。
A=B=C=まがせ
これが今回最大の野崎まどの真髄だ。
怪しい女A、完全に被害者の女B、完全に薬でもやってそうな女C、これらの人物が同一であるというのは全くと言っていいほど予想外だった。
Aは黒幕っぽいなと思ってはいたもののB、Cは件の自殺薬でも投与されてフェードアウトするかと思っていたため衝撃は大きかった。
曲瀬が今回の天才、人外枠にあたるんだろうけど最原最早に比べると異常性、カリスマ性は今のところ感じない。2巻以降でその印象も変わるかもしれないけど。
また、講談社タイガから出版されているからなのかもしれないけど既存の野崎まど作品よりキャラクター小説要素が小さくなった気がした。
とりあえず本日書店に行って2巻買ってきます。
西尾維新大辞展
西尾維新展に行ってきた。
行くかどうか悩んでたら「行かないと後悔する」と言われ決心しいざ銀座へ。
前情報として音声ガイドあると情報量多すぎて処理出来なくなる可能性ありと聞いていたためとりあえず無しで入場。
東京での最終日が近い&日曜日のせいで人がごった返してた。祝辞のところで並んでてあまりにも進まないため帰りたくなったがとりあえずそこを飛ばして次のゾーンへ。それ以降はそこまで並ばなかったため快適に見ることが出来たと思う。
辞典の中に放り込まれたかのような気持ちになった。
情報量が多くて見応えがある。
出版社の垣根を越えて展示してあるのはなかなか見ることが出来ないと思う。
薄暗くそこそこ高いところにも文字が書いてあり若干読みづらいからメガネがあると便利かも。
何かしら好きな西尾作品あるなら行ってみてもいいと思います。
野崎まど劇場、野崎まど劇場笑 感想
野崎まど熱が熱いうちににと思い池袋のジュンク堂にて購入。久しぶりに行ったけどやっぱり広いし見やすいから頻繁に行きたいね。
せっかく池袋行ったのにこの前オープンしたブックカフェに行くのを忘れてて帰宅途中に気づいて落ち込んだ。
先日読んだ『正解するマド』にてこの本について書かれていたためワクワクしながらページを捲った。
1冊目の最初の話でこの本の趣旨を理解した。そして笑った。電車の中で笑ってしまったことを思い出すと少し恥ずかしい。
たしかにこれは本であることを最大限に活用している。
さらにいつも以上にキレやセンスがいい。
大相撲の話が一番好きです。読んでて終始腹を抱えて笑った。
次はそろそろバビロン読もうと思う。